工場自動化のお仕事

PLCやロボットの制御をわかりやすく説明します

PLCってなんぞや?噛み砕いて説明します!

工場で部品を量産している機械にはほとんどといっていいほどPLCと言うものが使われています。PLCを使う事で複雑な制御や、後から自由に再調整出来るなどのメリットがあります。

さらにPLCを調整出来る人はかなり重宝されています!就職での強みになり、技術さえ身につけてしまえばどの工場でも引く手あまたです!!

ここではPLCの事をなるべく専門用語をつかわず、噛み砕いて説明します!

 

PLCとは

 

まずPLCとは、プログラマブルロジックコントローラの略称です。

 

早速噛み砕いて説明すると、センサやボタンの入力を確認したり、機械を起動させる信号やランプを点灯させる信号を出力できる物です。

自由に入力・出力を設定でき、それを制御する為にプログラムを書込みます。

 

つまりPLCとは、プログラムを書込み、入出力(ロジック)を制御(コントローラ)するものになります!

繋げるとプログラマブルロジックコントローラになりますね。

 

なんでPLCが必要なの?

 

なんでPLCが必要かと言いますと、複雑な制御が出来るようになるからです!

 

ボタンを押せばランプが光るような簡単な制御ならPLCは必要ありません。(家の照明とかには使われていませんね)

 

工場内では手を挟んで怪我をしないように、安全の為のセンサーを付けて、センサーがON(手が入っていない事)を確認してから装置が動いたり、

部品生産で不良品を作らない為に、正しくセットされているのを確認するセンサを付けて、センサONを確認して加工するなどの制御が至る所でされています。

 

センサ1つ2つならPLCを使わなくても出来なくは無いですが、実際には10個や20個のセンサー、シリンダー、ランプ、カメラなどなど様々な機器を動かします。

複雑な制御も必要で、部品が空になったら止まる、初回起動だけ多めに動かすなどなど。後から追加で制御を追加したいなんてこともよくあります。

 

このように複雑な制御を臨機応変に対応する為にPLCは使用されます。

 

じゃあ今どきの家電にも使われているの?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、PLCは工場用に特化しており、耐久性・安全性などが工場向けに作られています。

最近の家電もプログラムで制御されていますがそちらは量産のためにICチップという小さいコントローラが組み込まれているのがほとんどです。

 

まとめ

 

PLCが何でどうして使われているかをざっくり説明しました。

最近の工場で自動化を導入する場合はほとんどPLCが使用されています。

さらに今後は自動化が複雑になる傾向が強いです。ai技術やタッチパネルの導入などソフトウェアの面もどんどん強くなっています。

その為PLCを調整出来る人はどの工場でも重宝されます。(大手企業でも)

ぜひPLCを学んでどの工場でも働ける技術を身につけましょう!

 

今後の記事で実際にプログラムを書き込み動かす方法も解説していきます。